「ポーターの競争戦略」
皆さん、こんにちは。暖かくなってきました。花粉がすごいですが、元気に行きましょう!
「戦略」という言葉は、もともと戦争で勝利するための「軍事学」での使用が由来だとされます。現在では軍事分野に限らず、ビジネスやマーケティング、政治スポーツなどさまざまな分野で使用されるようになりました。
米国の経営学者であるマイケル・ポーターの「三つの競争戦略」を見てみましょう。
ポーターの競争戦略は、①コストリーダーシップ②差別化戦略③集中戦略の三つに分けられ、このいずれかの戦略を採用しなければ企業が生き残るのは難しいとしています。
①コストリーダーシップとは、競合他社よりも安価な商品サービスを提供して競争優位を確立していく戦略、②差別化戦略とは、自社の商品、サービスの付加価値を高め、ブランド化し、業界で独自のポジションを占める戦略、③集中戦略とは、特定の地域、顧客に経営資源を集中し、コストリーダーシップや差別化を行う戦略です。
中小企業の場合、②と③を併用して成功している企業が多いです。詳しくは「戦略経営者」4月号「戦略経営者の思考法」を御覧下さい。