2025年4月号
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★独立行政法人 国立印刷局
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先日、国立印刷局静岡工場に見学に行ってきました。
駿河区国吉田にある造幣局と言えば皆さんご存じではないでしょうか。
正しくは「造幣局」は貨幣を製造、「国立印刷局」は日本銀行券(お札)を製造する工場であるという違いがあるそうです。国立印刷局はお札の他、官報、旅券や切手を製造しているそうです。工場で働いている方々にとって、お札はただの「印刷物」であるにすぎないという言葉が印象的でした。
敷地面積は東京ドームの1.5倍と聞いて驚きました。お金の歴史や最先端の印刷技術、肖像画になる方の選定方法等、興味深いお話を聞き、展示物も見ることが出来ました。一億円(偽物)も持たせてもらって子供は興奮。10キログラムだそうです。
実際に稼働中の工場もガラス越しに見学出来たのですが、若い男性陣が印刷物のチェックを入念に行っていました。最終的な確認はやはり人間の目だそうです。そして若い理由は「視力の重要性」。40代になりますと老眼も始まりますから納得。
最後にお札が印刷されたハンカチ、印刷失敗したお札を切り刻んだものがボディーに入っているシャープペン、お札のお煎餅をお土産に買いました。
日本に4つしかない国立印刷局が、こんなに身近にあるのですから、みなさんも機会があったら行ってみてください。事前予約制ですが、大人も十分楽しめますよ。
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