2024年11月号
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★息子とのランニング、そして気づいたこと
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息子が中学生になり、学校で体力テストがありました。いろんな種目があった中、息子が持ち帰った1500メートル走のタイムは7分43秒。「遅すぎる!こんなの散歩じゃないか!」と、かつて陸上部で短距離をしていた私は思わず叫びました。自分が中学生の頃、1500メートルを5分台で走った記憶があったからです。そこで、息子を鍛えてやろうと、一緒に走ることに決めました。
「今日は疲れてるだろうから、明日の夜20時30分に1500メートルを練習しよう!」と、男同士で約束。目標は1年生が終わるまでに6分台を出すことです。
練習初日、私は仕事帰りに100円ショップで反射塗料付きの巻きバンドを4つ購入し、息子と自分の腕に巻いて準備完了。夜のランニングなので、車に気をつけながらゆっくりと走る場所へ向かいました。歩きながら、久しぶりの持久走に少しワクワクしつつ、ジャンプしたり、手足をぶらぶらさせたり、首を回したりしながら体をほぐしていました。
スタート地点に着くと、念入りに準備運動をしました。そして息子には、息の吐き方やリズムの取り方、体が揺れないように目線やおへそを意識することなど、初歩的なランニングのテクニックを教えました。腕時計のタイマーも何度か確認し、いよいよスタートです。
100メートル、「お、いい勝負。息子、スタート頑張ってるな。可愛いもんだ。」 200メートル、「意外とついてくるじゃないか。調子がいいのかな?頑張れ!」 300メートル、「おぉ、スピードが落ちない。スタートの指導が効いたか?」 400メートル、「ん、ちょっと待て……本気を出さないと負けるかも?」 800メートル、「えっ…?抜かされた…あれ、追いつけない、……」 1000メートル、「ハアハア……ちょっと待って、ハアハア……苦しい……」 1500メートル、なんとかゴール! 記録は…………9分26秒。
私「まぁまぁまぁ、久しぶりだし、初日はこんなもんだ……来週も頑張ろうな!」
息子「散歩をな!」
一同「笑」
最後に私が最近気に入っている言葉を紹介して、この日記を締めくくりたいと思います。
「会計はすべての企業に対して、過去についての間違いのない裁判官であり、現在についての必要な指導者であり、未来についての信頼できる相談相手である。」 — J.F. シェア
この言葉の「会計」を「記録」に、「企業」を「者」に置き換えることで、私たち個人にも当てはまるメッセージになります。もし気に入っていただけたようでしたら、是非どこかでご活用ください。
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